「 二十度、 マイナーポップ 」

青く澄む空に アイスの棒を重ねて
大きなアイスみたいだって 今は曇ってるんだ
駆け出した校舎も プールの匂いも 読み進めたページも
僕の中しゃがんでいる

視界の隅にはまだ居てくれる袖ビームと
うるさくなった感情を絆す 憧憬を唄う後悔の隙間
ミステリー映画の最初の気分さ
分からないこと分かりたいけど
Ah 水の中 時計が舞う

二十度、立夏、一歩 夏に近づく バタ足のような感情
辿り着けない青春が こんなものを描かせてる
誇張された校舎の匂いと 立ち止まった僕らの足元
夏を唄っている 
二十度、夏を描いている

浅い今日に 気付かされて 揺れるように沈んでいたい
二十度、晩夏、暮れてく 蹲った影
沈んでく夏に何も言えなくて
いつも夏は離れていくんだ 僕を置いていくんだ

二十度、一歩、一歩、前に進めば 空を切ったような現状
泥に浮かぶ 現状が 
栞を無くした歌になっていく
舗装された道路に塗れて 上を見上げた空虚な匂いが
空を奪っていく

栞を無くした あの青が茹っている
手を下ろすタイミングが 一生の悩みだし
理解されないことに 裸の僕じゃうまく愛せない
空に溶けたい
二十度 今が弾けている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「 二十度。 マイナーポップ 」/ feat.IA 歌詞

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投稿日:2023/01/02 20:37:28

文字数:522文字

カテゴリ:歌詞

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