ストラトスフィア1945【PV字コンテ】№4

投稿日:2010/12/26 10:54:28 | 文字数:1,866文字 | 閲覧数:77 | カテゴリ:小説

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ボーカロイド達をWWⅡ軍用機に乗せて、原爆投下阻止作戦に出撃してもらったよ。
といいたいのですが、絵が描けないし、MMDで作る根気もないので、字コンテです。
『ストラトスフィア』を聴きながら読むのが正しいです。多分。
やれやれ、こんなことやってないで仕事せねば。
もし、イラスト描いていただけたら、大変うれしいです。
テキストは6,000文字以内なので分割になりました。

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TEXT
 

〔場面12〕
音楽 『Destiny Vector』に切り替わる
イントロはカットし、歌詞「わたしはずっと堕ち続けて」の部分から

画面 空中に放り出された格好のメイコを横から映す。

メイコのモノローグ
「気が付くと、私は畳んだパラシュートを背負って空中に放り出されていた」
「全身が、ズキズキと痛んだ」
「衝突の前後は覚えていない。とっさに脱出したのか、衝突の衝撃で機外に放り出されたか、あるいは、今思えばあの歌姫が何らかの介入をしたのかもしれない」
「結局、私は間に合わなかった」
「見ると、爆弾は既に投弾され、30mほど下方に見える」
「私は、そこで異変に気づいた。爆弾が、それ以上落ちていかないのだ」

周囲を見渡すメイコ
機首部分がB-29の胴体にめり込んだ自機も、衝突され中途半端に傾いたB-29も、両機の飛び散った破片も、遠くに見える曳光弾も、自分以外の全ての動きが止まっている。
自分は宙に浮いていて、身動きは出来る。

「どうやら、時間が止まっているらしい、と思い始めた」
「さらに、信じられないことが起こった。突如、目の前に少女の姿が現れたのだ」

画面 横から、メイコと、メイコの2mほど前方に出現したミクの2人を映す。

「少女は、とても奇妙な格好をしていた。街場でも相当に目立っただろうが、戦場では完全に浮き上がっていた」
「黒っぽいノースリーブの襟のあるシャツに、グリーンのネクタイ。黒地にグリーンの縁取りのミニスカート。二の腕から手の甲までを覆う袖あてには、琥珀のような素材でできた四角い物が一体化しており、スタンドグラスのようにも、タイプライターの鍵盤のようにも見える装飾が施されている。カラフルな肩紐でたすき架けにして、長辺70cm・短辺30cm程の長方形にV字形の取手の付いた何らかの装置を手にしている」
「そして、何より目を引いたのは、膝までの長さのある青緑色のツインテールの髪だった」

ミク、歌い始める。
歌に併せて踊り、”装置”に手を当て、ギターをかき鳴らすような動作をする。

「透明感のある歌声だった」
「伴奏まで付いている。どうやら、あの装置は楽器の1種で、そこから音を出していると理解した」
「聴いたことのない曲だが、楽しげな曲だった。歌姫は、笑顔で私にウインクをよこした。それで、戦場に居る緊迫感など吹き飛んで、私は笑ってしまった」
「どうやら、私は三途の川を渡ろうとしているらしい。シュールだが、楽しい。あの世というのも悪くないようだ、なんて思った」

ミク、自然な動作で舞うように降りていき、新型爆弾にそっと手を添える
直後、爆弾ごと、音の壁をはるかに超える速度で飛び去る。

「歌姫が飛び去ってしまうと、止まっていた時間が動き出した」

画面 落下するメイコを横から映す。

画面 遠くの空に閃光が走るのを映す。

「我が国の発表では『人的被害はなし』、敵国の発表では『人道的配慮の結果、示威行動として海上上空で使用した』と発表された」

〈キャラクター設定〉
ミク:
unknown
ファンタジー要素。北海道の守護天使か?次元の壁を超えて現れたか?
服装は、公式イラストまま。
持っている装置は「あの楽器」。
歌っているのは『みくみくにしてあげる』ではない筈だ。多分。


〔場面13〕
音楽 『ストラトスフィア (DeepSea ver.)』に切り替え

画面 パラシュートで、ゆっくりと地上に降りてくるメイコを映す

足から接地すると、そのまま崩れ落ちるメイコ

走り寄るルカ
メイコにすがり付き、抱き寄せ、安堵の涙を流す。

メイコのモノローグ
「全身打撲と左腕骨折で、私は入院。その間に戦争は終わった。敵国は、新型爆弾の開発と使用に国際的な非難を受け、第三国が停戦調停したそうだ」

〔場面14〕
画面 メイコの自室
カーテンの隙間から、朝陽が漏れる。
テーブルの上には、スコッチウイスキーのボトルとロックグラス

気怠げな表情で、天井を眺めるメイコ
傍らには、メイコに抱きついた格好で、ルカが安心しきった表情で寝息を立てている。

メイコのモノローグ
「私は、女の身でありつつ、当然のように女を抱く」
「肌を重ねた翌朝、女の体温と寝息を感じながら、ふと、思い出す」
「戦場に散っていった戦友たちの顔と、あの歌姫のこと」

「私は時々考える。あの歌姫は、今も空にいるのだと」

画面 暗転
テロップ -これは、遙か遠く、遙か昔の物語-

テロップ -fin-

諸々経て、現在に至る。

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