ぶっ壊れたオルゴール(歌詞)

投稿日:2008/10/05 05:40:39 | 文字数:496文字 | 閲覧数:619 | カテゴリ:歌詞

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「ぶっ壊れたオルゴール」の歌詞です。
曲(レン)→ http://piapro.jp/content/2hbm21wp744o5pgv
某所でリクエストがあったので、載せておきます。
転載は自由ですが、改変はやめてください。

【歌詞のイメージ・ノート】(2010/11/07追記)

作詞当時(2008年4月~5月頃)の手帳に、歌詞を作る前の漠然としたイメージが書き付けてありましたので、公開します。
自分でも「あ、そういう意味だったんだ」とか。年かなー。
会議のメモやなんかと一緒に書きなぐってあるところを見ると、当時は何というか…ボカロのことが常に頭の隅にあったんでしょうなぁ。

※ 曲の方の解説に書いたとおり、私自身の心情が割と実直に吐露されてはいますが、歌詞の背景自体はあくまで創作なので、「俺」=完全に「私(Ytterbium)」というわけではありません。
しかし、何があったんだ、俺w

以下、メモ。

ほのかに古めかしい香りがする。
懐かしい音色、旋律。
お前が歌ってくれたあの歌。

いや、嘘だ、違う。
俺を惑わそうとするな。
きれいなことばかりではないか。
季節がめぐれば、どんな出来事だっていいものに思えてくる。
そんな味付けで、俺の心に入り込んでくるのはやめてくれ。

お前には、もうあの歌は歌えない。
歩みをやめて、そんな歌しか歌わないというのなら、
もはやお前は、ただの箱。
お前は、お前ですらない。

誇りや、希望や、美しい音色が本物だったあの頃。
俺は、お前のその歌が好きだった。
本当に好きだった。

その鏡に虚像を結び、すすけたまやかしのオブジェで飾る。
そんなのは許せない。

さぁ、さよならだ。
あの日のお前とは夢の中で会う。
もう、お前には用はない。

最期に本物の海を見せてやろう。
静かを装う青い水面。
空虚となったその箱の中には重い記憶を敷きつめて。
はがれた漆には過ごした日々を焼き付けて。

思い切り叩きつけてやる。
そして、藻屑と化すがいい。



もちろん詩の解釈は、曲を聴く皆様それぞれに委ねますので、作詞者の当時のノートではこんな感じだった、という参考程度で。

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TEXT
 

仄かに漂う匂いが 古めいた色を連れて
ぽかりと隙間のあいた 俺の心 乱してゆく
剥がされてゆく記憶は 細かく篩に掛けられ
都合のよいものばかりで 俺の中 埋めようとする

嘘だろう?
そんな小奇麗な曲だったわけない
歌を止め 歩みを止め 外見だけうまく上塗りか?

オルゴールよ お前が二度と音色を紡がぬつもりならば
虚ろな鏡 映るはまやかし もうお前はお前ですらない

僅かに残った誇りが 格式ばかり求めて
草臥れた服のままの俺を 空しさで濡らす
形の消えた記憶は 幾度と流れた季節で
強く味を付けられて 俺の中 駆けずっている

違うだろう?
そんな出来過ぎた曲だったわけない
歌を止め 踊りを止め 格好だけうまく繕うか?

オルゴールよ お前が既に旋律を忘れてしまったならば
煤けたオブジェ 飾るはまやかし もうお前になど用はない

オルゴールよ お前が鳴らすあのメロディ
俺は好きだった
錆び付いたシリンダは廻ることもなく ただ時間だけが過ぎてゆく

オルゴールよ さあ さよならだ
その箱に真実だけ詰めて 
静かを装う青い水面に 思い切り叩きつけてやる
そして 海の藻屑と化すがいい

Ytterbiumです。「いってる」でいいです。
手前のことを簡単に。

DTM(というほど大それたもんじゃないですが)を始めたのは2002年頃。それまで、五線譜に書いたのを起こしてみるとびみょーに記譜を間違えてんのがいっぱいあって、笑えたのを覚えています。まぁ、今もその程度の実力でございますw

ミクが来るまでは、ゆる~く、ひととおり完成したらごく親しい友人にMIDIを聴いてもらう、という程度でやっていましたが、ミクの作ったブームに影響されて、マシなのをちょこっと公開してみたりというところです。ただ、いまだに怖いのも事実ですw

使っているシーケンサは、五線譜にひたすら音符を乗せていくものなので、VOCALOIDで、直接曲を打ち込むのははっきり言って至難w ミクやリン・レンに歌を教えるときは、MIDIを流し込んで、まず覚えてもらうようにしています。



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