橘香る 夏の暮れ
夕を告げる 蝉時雨
絵合わせしつつ 貴方を待つ
今宵も一人で 閨に入り
池に灯る蛍 消えてゆく
白瑠璃の器 私のよう
香<あなた>がなければ 飾り物
貴方が名付けた 紫苑の花
傍にいないと 枯れてしまう
一人で過ごす 夜にしないで
悲しく散ってしまう 花弁になる
白檀の香り 薄紅の紙
夕顔添えている 恋の文
愛しい方は 他の場所に
陽炎のように 揺れ動き
驟雨が心 濡らしていく
蔓の蔦で 指を結い
私の花<きもち> 届けたい
貴方の元へと 紫苑が行く
初めての我侭 受け止めて
涙で濡らす 花弁でなく
傍で咲き誇る 花になりたい
椿が咲き 桜が咲き
花が舞う季節を 巡っていき
貴方は 紫苑を覚えていますか
私に似合うと 髪に挿し
紫苑の花に 笑みを零し
貴方の傍にいるから どうか
私を忘れず 愛してください
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zaregototukai
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居酒屋はほんのり暗くて
とても酒臭かった
席に着いたメイコが
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正直苦いビールを飲むより
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酔っ払ったメイコが
人気がないと愚痴を言ってきた...居酒屋に行った
ogajun
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