夕暮れありがとう。
君があまりにオレンジだから
僕はどうにか
あの子に言えたんだ。

「一緒に帰ろう」
「テスト難しかったね」
「宿題やらなきゃ」
「それじゃあ明日」

 君の背中が震えるのを
 黙ってずっと見届けた。
 君がアスファルトに描いた
 水玉模様、キラキラ。



各亭ありがとう。
君がいつも働き者だから
僕は毎日
あの子を見つける。

「おはよう、眠いね」
「英語の授業寝ちゃうかも」
「宿題やってきた?」
「じゃあまた後でね」

 君に小さく手を振って
 僕は急いで学校に向かう
 僕らの教室に潜んだ
 君を襲う、悪夢。



 君は独りで泣いていて
 黙り歯を食いしばった。
 僕がノートに書き上げた
 ヒーローの歌、意味がない。

 君は独りで泣いていて
 両方の拳握り締めた。
 沢山の悪夢と戦って
 その体はもう、ボロボロ。

 君は独りで泣いていて。
 僕は「独り」になれなくて。
 君は。僕は。



「おはよう、元気?」
「それじゃあまた明日」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【登下校ヒーロー】

稲穂です(゜ω。)

助けたいでも怖いそれでも助けたい
もどかしい弱虫な「僕」の歌です。

「教室に潜む悪夢を
本当はこの手で殺したい。」

使用希望の方いらっしゃいましたら
お気軽にお声を(゜ω。)

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投稿日:2010/03/18 07:25:49

文字数:438文字

カテゴリ:歌詞

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