「素敵な瞳してるから心も澄み切ってるのね」
僕がこの目でなに見たか、君は知らないでしょう?
「優しい笑顔してるから、きっとたくさん愛されてたのね」
僕がどう生きてきたかを君に教えてあげようか?

誰かが付けた肩書が
体中に染み込んでいく
僕は僕がわからなくなって
本当の僕は涙に溶けてく

誰も知らない居ないそんな場所で
一人になってみたいな
僕を知る人の数だけ
知らない僕が生まれるくらいなら
誰も知らない居ないそんな場所で
僕と僕らで踊ろうか
どの僕が幸せだったろう?
そいつを僕に選んであげましょう。

朝が来るたび苦しいの
もはや嘘もホントもわからない
それでも僕を演じなきゃ胸に空いた穴が虚しいの
何をどうして生きたって
自由とはまるで逃げ水のように
追えば追うほどに逃げて行き
遠くから僕を眺めてる

世界は広いはずなのに
なぜか道はかぎりなく細くて
踏み外したら暗い闇の
奥の方へどこまでも落ちてく

誰も知らない居ない孤独だけが
自由だって気づいても
今更どこにも行けない
どこかで自由を恐れてるから
誰も知らない居ないそんな場所へ
行けたとしてもおかしいな
孤独も嫌と泣き叫ぶ
つまらない気持ちが残ってるんだ

僕が僕であるためには
孤独だって愛してみないとな
僕が僕であるためにも
そこに生まれた僕も認めよう
この瞳も、この笑顔も、この嘘も、苦しみも
全部僕だって諦められたら、空は晴れるかな

誰も知らない居ないそんな場所で
ひとりになってみたいな
僕が嫌ってた僕とも
少し話をしてみようかな
誰も知らない居ないそんな場所で
僕と僕らで踊ろうか
どの僕も抱きしめてやろう
僕が生んだ僕も許してやろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ティーンエイジの終わりには

閲覧数:140

投稿日:2019/04/07 10:41:00

文字数:710文字

カテゴリ:歌詞

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