ある日あるところに
チェロ弾きの少年がいて
幼なじみの少女も
一緒に弾いていた

でも彼女の方が上手で
教えられてばかりで
いつしか少年は
一人になりたがった

彼女は……ただ見てた

ある日あるところで
チェロ弾きの少女が
殺された

だれが?いつ?どこで?なぜ?どうして?
少女?の母?の兄!←犯人(こいつ)曰く↓
「姪(あいつ)を産んだばっかりに妹は死んだ」
「妹の幸せを奪った奴は悪魔なんだ」
「一切の幸せだって許しはしない」
「だから少年(お前)を殺そうとした」
「だけど少年(お前)より自分が大切だと」
「生意気に反論したから殺してやった!」
「もうこの世にあいつの大切なものはないんだ良い気味だ!」

『嘘だ』

一人だった少年に
声をかけたのも
チェロを教えたのも
「友達」と呼んだのも
魔の手から庇ったのも
あの子だった



ある日あるところに
チェロ弾きの青年

少女が守った
遠くない未来

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

the relief of chello

デーデー。

閲覧数:49

投稿日:2011/07/16 11:06:54

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

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