あなたの前では 大人ぶりたい
子どもに思われたくないの
想いを伝えたい この声で
だけど声は出せないの

遠いところから あなたを想うの
いつも夢に見るほど
あなたのことが…

足を止めても構わない
腕が落ちても構わない
何が壊れても構わない
ふたつだけを除いては

いつかあなたの 隣に並んで
そっと共に歩き出したい
遠くで見つめて 無言で問うわ
「そこに私はいますか?」

近づくことが 出来ない私は
心の底で決意する
戻れない道を…

涙が枯れても構わない
髪が消えても落ち込まない
何が起きても前だけをみる
ふたつのものを望むから

暗い穴に落ちて 何も聞こえず
手を伸ばしたら 冷えた何かに掴まれて
耳元でやっと聞こえた 囁く声
「さあ 取引しましょう」

目を開けたはず だけど暗闇
動けたはずの体
それすら消えた

私が望んだ「心」と「声」
悪魔の契約交わしたら
今は声しか残っていない
それでもあなたに伝えたい
私の気持ちを音にして

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

危望

何かを望むときは、必ず何かが伴う。
その気持ちを詞にしてみました。
少しブラックで、切ない作品です。

閲覧数:114

投稿日:2009/08/22 01:52:44

文字数:424文字

カテゴリ:歌詞

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