《》←ルビです

ねぇねぇ、私を見てよ
いつもと少し違うでしょ？
夜の色の艶やかなワンピ

ねぇねぇ、君は優しくて
いくつも歌をくれるけど
まだまだお子様だと思ってるでしょ？

君が他の子を見てると良い気がしないの
私、君が思ってるほど良い子じゃないみたい
世界中にたったひとりしかいない
愛しのマスターを
目移りなんてできないほど
魅了してあげる！

熱く青く煌めいた恋の炎
熱に溶かされた想いはこの身を焼いて
最期の時までずっと愛してほしいな
(だから)少し背伸びしてでも
君好みの歌姫《ひと》になりたいの

ねぇねぇ、不意討ちだったでしょ
いつもの余裕は何処へ？
照れた顔で目線が泳いでる君
(まずは成功ね)

でもでも、隠しているけど
ドキドキ高鳴る心音《ハートビート》
不馴れなキャラ装って
どうにかなっちゃいそう

君に振り向いてほしいのはエゴだと知ってる
これで君に断られたら素直に身を引くわ
機械仕掛けのディーヴァだけど
キモチに嘘はないの
二人が混ざって溶けちゃうほど
私を見つめて！

熱く青く揺らめいた恋の炎
溢れるほどの想いよ、君まで届け
サーヴァントじゃなくって
対等なパートナーが良いな
(あとね)魅力も分からないままで
プロデュースなんてできるはずもないの

ありのままで愛されたいと思うほど
私、求めてばかりの
ソフトウェア《こども》じゃないわ
君が望むなら何にだって変わるから
ねぇ、君の理想の歌姫《ひと》を教えて！

熱く青く煌めいた恋の炎
臆病も後悔も過去も全て燃やして！
愛さえあればもう他に何も要らないわ
(だから)少し背伸びしてでも
君好みの歌姫《ひと》になりたいの
(それが出来たなら)
少し背伸びしたなら奪わせてね
君の唇