彗星マジック/IA


昔々に温度が二つ 戯れた秘密基地
見上げた夕闇 一番星
お風呂ぷかぷか 掌に滲む インクは約束
君と離れても 戻れるように

今が過去になるこの瞬間
色も位置も きっと忘れて
嗄れるまで 笑って居させて
何百年の周回軌道で 嘘みたいな距離

星降る宇宙の 彼方に描いた 魔法のほうき星
三日月の椅子 ゆらゆらしてみたいなんてね
「時を止めてよ」「手品を見せてよ」 叶いっこないファンタジー
ポラリスに乗って 会いに行けるかな
涙と流れる星


少し伸びた背 未来のことを想う黒い岐路
笑いあったあの日を塗り潰してく
遥か昔に瞬いた那由多 二人だけの星
本当は誰宛のプレゼント

零れ落ちて黒は薄れて
軌道に乗った軌跡は藍色
今を君と生きていたいよ
心は君の小惑星が ぐるり廻る檻

闇を見上げて 泣かない涙で潤んだ灰の帰路
三日月の明日 もう会えないこと解ってる
「今日が来る度大人になるんだ」 忘れたくないノスタルジー
ポラリスに乗って 未来彼方まで
何時でも照らしてくれるように

嗚呼 いつかは 夜空に消えて
一緒に見た あの輝きに まみれて
怖くて 声震わせるけど
魔法の過去が パッパッパって
光を繋げる

星降る宇宙の 彼方に輝く二人のほうき星
三日月の夜 掌の約束 待ってる


秘密基地から 見上げた夜空は あの日と同じ空
三日月の椅子 ゆらゆらしたいと笑ってた
時は止まらない 君と足音は 息を切らし潤んだ目で
ポラリス目指して 会いに来たんだって
涙が流れる惑星

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

【IA】彗星マジック【オリジナル曲】(詞)

オリジナル楽曲 彗星マジックの歌詞です。

曲→ http://piapro.jp/t/u01O

閲覧数:223

投稿日:2017/11/27 09:32:10

文字数:684文字

カテゴリ:歌詞

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