昨日も今日も晴天だ
日差しが目に痛くて

哀しい位に済んだ空
君も何処かで見ているかな

あの唐突な決別を
見守っていた世界は

嘘みたいに平凡で
涙が出そうになったんだ



無責任な「頑張れ」も
知ったかぶりの仮面も

履き違えた「強さ」も
目を背けてた「弱さ」も

理不尽なんて当然だ
独りぼっちで抱え込む

迷っていたあの頃は
押し潰されそうで



人の波に埋もれた
僕に手を差し伸べて

笑顔の君が言った
「退屈なら、おいでよ」

騒がしい毎日が
生み出してった感情も

ユラユラって消えていくんだ
陽炎のように



“独りぼっち”が集まって
「楽しいね」って言い合った

遠い日の面影に
思いを繋ごう

「寂しいよ」って泣き出した
屋上のフェンス越し

君はどんな顔をした?
今はもう、思い出せないな



ぶつかって磨り減って
理解したようなフリをして

辛うじて手を繋ぐ
それすらもう忘れてた

「ぬるま湯はお終いだ」
泣き笑いの君の顔

強がりな感情が
パンザマストを鳴らしてた



僕らの“終わり”はきっと
誰かにとって“始まり”で

「悲しむのはやめようよ、
すぐにまた“始まる”からさ」

分かりきったフリをして
僕等の背中を押す君の

小さな背中を今度は
僕等が押してやるんだ



「思い出して、辛くたって。
“独りぼっち”を壊しちゃって、
馬鹿みたいに笑い合った、あの日の事を」

ありがとう、楽しかった
「サヨウナラ」を言わないで
大人ぶった約束を



「また、何処かで――」



「また会おう」って言い合った
空は今日も透明だ

さあ、その目を見開こう
泣かないように

“独りぼっち”が集まって
笑い合った夏の日を

今、胸に刻んで
「また会おうよ」って



何度でも、歌おう――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ルーピングメモリー

自作の連作短編(ネット非公開)のイメージソングです。
OP風にしたかったのにED風になった。どうしてこうなった

需要があれば本編とか他の歌詞を上げるかもしれません。
まあ需要無いと思う

※後から修正入るかと

閲覧数:36

投稿日:2013/09/11 00:24:11

文字数:764文字

カテゴリ:歌詞

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