水面に浮かぶは満月の痕(あと) 人影移りし三日月の空
揺れゆく桜に乗せた想いを 届くと祈りを込めて放った

幾度過ぎゆく 季節の中でも
私の胸で 光る一つの

手を伸ばして 手を伸ばして 触れた指先に
あなたの中の鼓動が 伝い伝染る(うつる)ように
「ねぇ行かないで」あの日交わした約束は今も
空が忘れた蒼い雲が途切れぬように
まだ 消えないで。


風が吹き抜けた半月の夢 時は進んでく上弦の月
繋ぐ手のひらに強く誓うと 想いはいつしか雨がさらった

桜の花は 散り乱れてゆき
映し出された 影は何処に

手をはなして 手をはなして 遠く離れてても
あなたの温度にきっと 導かれるように
「ねぇひとつだけ、叶わなくてもいいから聞いて」
引きとめた言の葉を遮るようにそっと
いま 消えていく。


手を伸ばして 手を伸ばして ちぎれゆくあなたを
心の奥深くへ 誘う桜色恋
「ねぇ連れていって」そう呟き瞳(め)を閉じれば今も
二人で見上げた空に 桜咲き誇るの
もう 消えないで。



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みなもにうかぶは まんげつのあと ひとかげうつりし みかづきのそら
ゆれゆくさくらに のせたおもいを とどくといのりを こめてはなった

いくどすぎゆく きせつのなかでも
わたしのむねで ひかるひとつの

てをのばして てをのばして ふれたゆびさきに
あなたのなかのこどうが つたいうつるように
「ねぇいかないで」あのひかわした やくそくはいまも
そらがわすれたあおいくもが とぎれぬように
まだ きえないで。


かぜがふきぬけた はんげつのゆめ ときはすすんでく じょうげんのつき
つなぐてのひらに つよくちかうと おもいはいつしか あめがさらった

さくらのはなは ちりみだれてゆき
うつしだされた かげはどこに

てをはなして てをはなして とおくはなれてても
あなたのおんどにきっと みちびかれるように
「ねぇひとつだけ、かなわなくてもいいからきいて」
ひきとめたことのはを さえぎるようにそっと
いま きえていく。


てをのばして てをのばして ちぎれゆくあなたを
こころのおくふかくへ さそうさくらいろこい
「ねぇつれていって」そうつぶやいためをとじればいまも
ふたりでみあげたそらに さくらさきほこるの
もう きえないで。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】桜色恋

友楽サマの楽曲:http://piapro.jp/content/6nja9g5xg9m8fvkn
を聴かせて頂き、歌詞を書かせて頂きました!

率直に曲を聴き、更に「和」という事をイメージしながら書いていたら、
気づけば切ない恋物語になっていました。
叶いそうで叶わない、一途な想いを描いてみたりしながら、実際の自分は一体どれだけ恋をしていないんだ…と悲しくもなってみたり(笑)

私にとって初めての歌詞製作でした。
すっかり歌詞作りにハマってしまいそうです。

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最後のサビを書き直しました。
書いた自分も納得がいかなかった部分だった為、ご指摘を受けることが出来、大変光栄でした!
タイトルも「桜ノ月」へと変更しております。
どうしても月を入れたく、月のことを調べに回ったりしながら考えた結果です。
また、「空に咲き誇るの」の部分は「空に咲き誇るわ」でも可かなと思います。
女性らしさを表現したいと思い、語尾を意識してみました。

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再度、書き直しさせて頂きました!
アドバイスを読み、もう一度最初から読み直し、情景描写をきちんと自分の中で描きながら書かせて頂きました。

変更点は、
「囁く木の葉に」→「揺れゆく桜に」
「光る一筋の」→「光る一つの」(字余りだった為、後者の方がすっと入るのではないか?と思い)
最後のサビもほぼ変わっています。
また、タイトルも「桜ノ月」でも良かった気はしましたが、「桜ノ雨」という作品もあると知り、新しく書いた中から「桜色恋」でも良いかと思い、変更してあります。

自分だけでは見えない部分が、こうして見て頂き、こうした方がいいのではないか?と貴重な言葉を頂くことで良く変わっていけるものなんだと、改めて今回そう感じた次第であります。

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こちらの歌詞を、友楽サマの歌詞募集にて採用して頂きました!
またその際、曲の流れの関係で一部歌詞を改変して頂き、こちらが完成形となります。

この度は、歌詞を書く機会を与えて下さった友楽サマ並びに素敵な楽曲に、心から感謝致します。
今後、ニコニコ動画へのUP予定もあるということなので、今から楽しみですvv

完成した曲はコチラよりどうぞ↓
「桜色恋」http://piapro.jp/content/clclxyg64eqab5lo

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閲覧数:651

投稿日:2010/04/27 02:06:43

文字数:978文字

カテゴリ:歌詞

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