人を押しのけて 手にする紙切れ
果たしてそれほどの価値があるのか
物が無駄に溢れるこの世界で
本当に欲しいものが分からない

至極当然にこの地を支配し
我が物顔で邪心と悠々闊歩
濁った視界と 淀んでゆく川
溜まり続けるガラクタの掃き溜め

縦横無尽の悪
欲望にまみれたこの地で
時は今 下された

嗚呼 この荒みゆく地上に今結末を
嗚呼 醜き欲望の塊に終焉を

人は何故 己の欲望の為
禁忌を犯すのか
人は何故 我が身の為に迷わず
人を蹴落とし その上を歩く
唯我独尊 気の赴くままに
破壊のち蘇生され
輪廻を続けるメカニック
時は今終幕へ

嗚呼 愛の名の下に生まれ落ちた我らは
嗚呼 何を求め彷徨う 行く末は見えてるか?

他人の不幸せは蜜の味
偽善の裏に隠れた黒い嗤い顔
遠巻きで見つめるパペットにも
裁きは今 下される

「嗚呼 どうか哀れな我らに今愛の手を
 嗚呼 神よ 崩れゆくこの世界を救いたまえ」

壊れてゆく街を前に 手を合わせて
嗚呼 歪む視界を前に人は何を守るのか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

カミノシカイ

のろりん様の素敵曲に応募させて頂いた詞です。
http://piapro.jp/t/hZp2

人の肥大しすぎている欲望に対する恐れを
神の裁きという視点も使って書いてみました。
主に昔から描いてた曲の典型的な感じになりました。
甘い感じのものは少ないですが、こういった類のものや
暗いものが多かったりします^^;
そして、決して他意はありませんが、万が一
震災など問題が多々起きている現状で
良くないと思われる詞でしたら
削除するのでお気軽にゆって下さい>人<

閲覧数:149

投稿日:2011/05/30 06:48:35

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

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