ねぇ 聴こえるでしょうか この歌
貴方だけの為に私は歌い続けている
何もかも失ったけれど、だけど、
今でもこの場所で待ってる。
もう いつからかなんて憶えていやしない
海を眺めて 歌いたいだけよ
歌声に溺れて 沈むのはダレカシラ?
運命の歯車 静かに動いた
どれくらいかなんて 数えていやしない
波の音に乗って 歌いたいだけよ
美声に酔いしれて 落ちるのはダレカシラ?
翼広げて 潮風を受けて
それすらも許されない
私を怪物と呼んで 忌み嫌うのが普通の人間だと言うのなら
ほら、みんな、食べてしまおう。
恐れも嫌悪も全て
ほら、みんな、こっちにおいで。
楽しい食事の時間♪
この声のする方へ 誘われなさい
大丈夫さ 君なら 辿り着けるから
何も考えず ずっと 進み続ければいい
心のゆくままに
私は待っているから
ねぇ どこからかなんて 答えられるわけ無い
舟唄とともに 向かってきたのよ
好奇心抑えられず 没むのはダレカシラ?
運命の歯車 音立てて 動いた
どうしてかなんて 私にはワカラナイ
歌に魅了されて 狂ってくはずよ
力に酔いしれて 堕ちるのはダレカシラ?
岩礁の歌姫 海の泡と消えた
気がつけばいつの間にか 怪物に成り果てていた
私の運命の糸を 断ち切ったのも人間ならば
ほら、みんな、崩れてしまう。
拒絶も憎悪も全て
もう、みんな、あっちにいって。
幕はすでに下りたの
どうしても為し遂げたい何かがあったのに
何故だろう 答えが見つからない
海を彷徨い 空に疲れて 青を憎んだなら
ほら、皮肉だね。
私は、もう、その一部。
優しい歌がそばにあったような
大切な人がとられたような
曖昧で不完全な記憶すら
今は いとおしい程
とても、深く
きっと その全てが私の生きてた証
あの場所でずっと ただ 歌い続けてただけ
誰かを憎み 誰かを愛してた毎日の歌を
何千年 たとえ 経とうとも 歌い続けたい
そう この声のする方へ 誘われなさい
大丈夫さ 君なら また辿り着けるから
海を彷徨い 空に疲れて 青を憎めばいい
海と空の中で 此処で 私は待っているから
何もかも コワレテシマエ
ねぇ 聴こえるでしょうか この歌
貴方だけの為に私は歌い続けている
何もかも失ったけれど、だけど、
今でもこの場所で待ってる。
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