過去を想えば綺麗に視える様に
この小さな地球のその暮らしは
いつだってレプリカだ

蒼を除けば遺影に消える様な
この季節と町との情景は
いつだってオリジナル

まだ解らないよな
まだ変わらないよな
繰り返す夏は今も
胸の奥で一人嘆く

愛を歌えば君の思うまま
夏の日差しにまだ浸りたかった
君の気持ちにはきっと触れられないよ
もうここを出よう、今が褪せる前に

未来のことは誰にもわからないよ
この大きな夢を膨らませた
それだって覚えている

描くだけなら誰にもできるでしょ
形にならないものに身を委ねた
それが「青春」だと

何も持たず迷子 嫌になるよ毎度
故に思索ここで 籠城戦
長い夜はタイト 出口探さないと
終に映る夜明け 環状線

夏に迷えば二人このまま
藍色の景色にもう溺れゆくだろう
君の瞳にはいっそ映らぬ方が
幸せだっただろうな

哀と歌えば君を想うまま
夏の日差しにまだ浸りたかった
君の気持ちには一切触れられないと
そう知ったあの日から逃げる様に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

追想哀歌 - 歌詞

閲覧数:334

投稿日:2022/04/22 21:54:46

文字数:433文字

カテゴリ:歌詞

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