「僕らの歌ってシジミみたいだよね」
お兄ちゃんは時々、わけのわからないことを言う。
「シジミ……」
「沢山のマスターが沢山の曲を紡いでくれたからひとつひとつ数えるのが難しくなってきたけど、ネット環境を通してそのひとつひとつの影響は確実に広がってる」
「じゃあ名曲や、殿堂曲はアサリだね」
「そうなるのかな…蛤や、栄螺かもしれないね」
「じゃあ僕はリンと帆立が歌いたいな。二枚貝だし綺麗だし、おいしいし」
「なんかわけわかんなくなってきたね。どうせ歌うならワタシはシャコ貝がいいな~。大きくて存在感があって、内に秘めた力があるの。カイトお兄ちゃんは?」
「僕は、シジミがいいなあ」
「シジミでいいの?」
「うん、シジミがいいんだ。シジミ小さくても沢山の歌が歌えるからね」
「シジミかあ……」
お兄ちゃんは時々わけがわからないことを言う。
ワタシ達もそれに乗っかる。
わけのわからない話をしてると、なんだかお腹が空いてきた。
「今日のご飯なにかな」
「シジミ汁がいいな」
「そうだね」
さっき朝ごはん食べたとこなんだけどね
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