窓の外映る景色には
一体何が見えるのでしょう
白い部屋の中でうずくまる
いつかの私の影法師

貴方の声聞こえた気がした
耳鳴りのような風の中
太陽は決して許さない
明日はきっと来ないだろう

見上げた光に手を伸ばしていた
届かないことは既に知っていた

今 裁きの鐘が響く
この命の終わりの音が
嗚呼、最期に見た景色に
せめて貴方がいたのなら

毎朝の苦いコーヒーも
毎晩の甘い口付けも
何もかも失くした後で
私はまだ笑えるかな

流れ星に願いを託していた
叶わないことはもう分かっていた

今 夜空の星が燃える
この終焉 -さだめ- を嘆きながら

今 別れの歌が響く
この罪を糾す声が
嗚呼 暖かな焔に抱かれ
眠ることが出来たなら

いつの日か夢見た景色は
目を閉じたまま息絶える
安らかなその亡き顔は
きっと幸せな“bad end.” -結末- だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

but,end.

「断罪の鎮魂歌」がテーマのシンフォニックメタルバラード。
ボカロメタル投稿祭2025春参加作品。
https://twipla.jp/events/634191

閲覧数:113

投稿日:2025/03/16 00:08:55

文字数:377文字

カテゴリ:歌詞

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