「ただいま 俺の嫁」
抱き枕に抱きつく日々は
どこか どこか 虚しいだけだ
虚しさはゴミ箱へシュートする
「おかえり ご主人様」
そんな返事を 夢見てる
だけど だけど 現実見ろよ
その夢はティッシュに包まれる
朝になれば また仕事
上司も後輩もうるさい
家に帰れば 嫁の待つ
アットホームが俺を癒す
「愛してる」と君に呟いても
キスばかりしていても
君は 君は 微笑むだけの
ただの抱き枕なだけなんだ
「おはよう 俺の嫁」
いつものように 返事は来ない
感情なんて 無いに等しい
ただの枕に 愛情尽くす
家を出れば 満員電車
また同じリアルが 俺を待つ
家に帰れば 嫁の待つ
極楽の空間が俺を呼ぶ
「大好き」と君に呟いても
欲望爆発しちゃっても
君は 君は 微笑むだけの
ただのラブドールなだけなんだ
「大嫌い」君が呟いた
そんな気がして後ろめたいよ
多分 多分 気のせいだろう
なぜか枕が 俺を睨むような
気がしてる
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