濡れた翅振るい
蝶々が飛ぶ
雨上がりの
露草の香りといえば
なんて爽やかな
夜明けでしょう

その朝確かに
わたげはあなたへ
道を繋ぎ
手と手ふたつ出合わせた
それはそう
芽生えを待って

名前すら告げずに
再び会う気がした
なんて言ったら
不思議でしょうか

これは開花で
そして奇縁で
来(きた)る足音に
耳澄まし
美しさを聞く朝


なんだかこの日は
風が優しく
古い表紙の
おとぎ草紙挟みまして
あなたと並んで
眺めました

すると蝶々が
朝露求めて
足元へと
迷い込んで舞い降りて
やわらかに
運動靴へ

名前すら知らない
華麗なる蝶々は
ひたと休んで
やがて旅立ち

これは偶然
けれど合縁
去りゆく先には
露草が
優しく香りました

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

再開と蝶々■

taulinさんのとてもキャッチーな曲に惹かれて書いた歌詞です。
未熟なり…。
きょくにしていただけた幸せな詞。

露草香る

閲覧数:184

投稿日:2025/08/28 19:27:45

文字数:322文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • taulin

    taulin

    使わせてもらいました

    こんばんは~ 今回も素敵な作詞有難うございます。
    音程が飛び飛びの作詞にとっては難曲だったと思いますが 
    上手く入れて下さりとても感謝してます。。。
    https://piapro.jp/t/HxAC
    不具合その他何かありましたら ご連絡ください。

    2025/08/28 21:54:57

    • ねこぽぽ

      ねこぽぽ

      おはようございます。パンチの無い歌詞で申し訳ありません。
      それでも歌入れしていただいて耳が幸せでした!
      曲の方はとってもキャッチーで素敵でした。
      不具合などはもちろんありません、ありがとうございました。

      2025/08/29 08:19:22

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