いつ泣いたどう泣いた
過程か結果か原因か
どれを取ろうとつまらない

鱗から鱗まで
たどる線のゆらぎ
今日もどこかで産声があがるだろう

灯るあかりの居心地に
耳を塞いで知らん顔
特等席を決める感性
泡になれるほど綺麗じゃない

暗く睡魔にほだされる
送電線を潜り抜け
ぷかり吐き出す海の底
深海魚になるなら

ガラスを睨む誰かの目
くゆる空気と相槌で
ひとり行く行く海の底
深海魚になるまで

どちらまでこちらまで
行きずりの恋に輪をかけて
アスファルト踏んで目が醒めて
水のにおいを忘れ去る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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深海魚

夜のバスの中は非現実ぽくて好きです。
ひとつの大きなサカナになったような気がします。

閲覧数:287

投稿日:2011/04/10 14:24:42

文字数:247文字

カテゴリ:歌詞

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