撒いた光が跳ねてまた蔭へ融けていくならば
乾いた風はいつか雨を連れてくるのでしょう

沸いた黒色が溢れて彷徨って囁いたときは
あなたが迷って間違えてしまわないように
灯そう。いつかと同じ、一番明るい色で
泥の底にも射すような、確かに思い出せる光を

落ちた影がさて夜を連れて
回る夜が淡い灯を浮かべて
瞬いた方からあなたを呼んで
そしたら目が合うんだ嘘じゃないぜ

風だけ鳴くほど寂しくて
暗い夜ほど出会えるだろう

よければ名前を覚えておいて
ずっとそばで跳ねるための灯り詩だけ

いつか見上げた風と滑る影を追いかけようとした
同じ心で少しの夜明けと黄昏を知った今でも
溶かそう。何度祓えど、奥の方からまつわる、
胸の底を刺すような、それでも大切な痛みを

泣いた影がさて夜と踊り
巡る夜が優しい灯と混ざって
手を伸ばした方からあなたを呼んで
聞こえたでしょう空耳じゃないぜ

雨まで鳴るほど騒がしくて
長い夜を思い出せるだろう

よさげな具合に名付けておいて
いつもそばで歌うための灯り詩だけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アマグモ座のツノ - off vocal

「アマグモ座のツノ / ひのきさらみ * VY1」のおおよその歌詞です。

閲覧数:39

投稿日:2024/06/16 13:25:01

文字数:448文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました