光よ在れ…

一ツ数えて　希望を抱き
二ツ数えて　踏み躙られる
三ツ数えて　夢見たあの日
四ツ数えて　打ち砕かれる

五ツ数えて　努力もしたさ
六ツ数えて　無意味と悟る
七ツ数えて　明日を描き
八ツ数えて　黒く塗り潰す

全てが輝いて見えていた
全てが美しく見えていた
全てを認められていた

何も無くなってしまった　気付くのが遅すぎた
「何も疑わずにただただひたすら夢を追いかけていたあの日は希望に満ち溢れていてその為なら
どんな努力も惜しまずに全力で打ち込み明日は今日よりも夢に近付いていると思って明るい未来
を描けていたのにボクはただ頑張っていただけなのに如何してこんなことになってしまったんだ。」

九ツ数えて　この世に絶望
十で潰えた　ボクの存在理由

全てがドス黒くなっていた
全てが醜くなっていた
全てを否定するようになった

如何して生きているのか　何故ボクは此処に在るのか
そんなことを考えたら　どうしようもなく苦しくなった
助けてください　お願いですから　誰か手を差し伸べてください
冷たいながらもとても暖かい「絶命」と言う名の救いの手を