「マスター」
「ん、何、カイト」
これは、私とカイトがまだ一緒だった頃の話。文章をキーボードで打っていると、カイトが話しかけてきた。
「たまには、どっか行きませんか?マスター」
「えー」
「じゃあ、家でゆったりしませんか?マスター」
「・・・カイト」
私は笑うのをこらえながら、
「暇なんでしょ?」
「・・・・・・」
目を逸らすカイト。可愛くて思わず萌えた。この後、どんな言葉を言うのだろうと、私はカイトを見つめた。
「・・・だって、マスターが構ってくれないですから」
少し上目で、ちょっぴり怒ったように、カイトは言った。
「あはは、ごめんねカイト。・・・1つ、聞いていいかな?」
「・・・何ですか」
「カイト、暇だって認めないの?」
「・・・・・・・」
「認めればいいのにぃー」
「・・・認めたら、どうなるんですか?」
お、今日のカイトはいつもと違う方向から攻めてくる。普段だったら、私の1人勝ちなのにねぇ、残念。
「抱きしめてあげるから、おいでー」
笑顔にっこりで言ってやると、
「・・・その手には乗りませんよ。っていうか、むしろ僕の言うセリフです。ほら、抱きしめてあげるから、おいで」
と、言い返された。
「むむ、カイトー、おいで?」
「何言ってるんですか?マスターこそ、こっち来たらどうですか?」
・・・という風に、それからおいでおいで合戦を5分以上は続けた後、結局私が、
「ほら、やっぱり釣られて来たぁ♪」
「貴女のこと、好きですから・・・」
勝ったのだった。
「ねぇ、1つ聞いていい?」
「1つと言わず、何個でもどうぞ?」
「カイトって、そのTシャツ気に入ってるの?」
「これ・・・ですか?」
「その黒いTシャツって、確かカイトと初めて会った時に、インナーに着てたものだよね?」
「・・・あれは、もう小さくなったので着てないですよ。これは、その代わりとなるものです」
「へー、そうなんだ。・・・時々さ、別の服に着替えたら?飽きない?」
「飽きるも何も、気に入ってますから。僕も・・・マスターも」
「・・・そっか♪」
私は、何だか嬉しくなって、カイトにぎゅっと抱きついたのだった。
私とカイトの回想記。(1つ目・暇と認めない)
こんばんはー、暑さで溶けそうなもごもご犬ですこんにちはー!
ここ最近投稿してないのが寂しくて、こんなものを投稿してしまいました、すいません!><
だいぶ、パフェ対決の方は出来てきました!
でも、なんか寄り道しちゃって肝心のパフェ作りが霞んで見えないという←
というか、6000文字いけるかなー、いけないかなー?
でももし、超えちゃったらその時は、・・・・。
少しだけ、カットする可能性もあります←←
そうならないように、できるだけしたいですが、こればっかりはなんとも・・・。
とりあえず、完成できるようにしたいので頑張るしかありませんorz
皆さんも、暑さに負けずに宿題や作品作りとか頑張って下さいね!><
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