ぽつり足元だけが照らされて
行き先が点線で描かれてる
右も左もわからない世の中で
うずくまる
下へ下へと掘り進めたけど
汚れたシャベルも折れて
無くしちゃったんだよ
今はもう何も無いんだ

疲れ果てて寝転び
空だけを眺めてた
星空に
誰かがふっと顔を覗かせた

君だよ

ぼくの生きるわけ
になってくれて
ありがとう
とだけ伝えたいから
戦う意味を見つけられたんだ´
あきらめるわけにはいかないから
君の香りを感じられるまでは
どこまでも這い上がろう

ふわり月のあかりに照らされた
草原に残る君の髪飾り
訳もわからずただがむしゃらに
後を追いかける
北へ北へとただ走ったけど
凍えた体が崩れ落ちちゃったんだ
また僕はここまでなのか

それでも立ち止まらず
前だけを見つめたら
突然
誰かが泣いている
声が聞こえた

君だよ

僕が走るわけになってくれて
ありがとう
とだけ伝えたいから
今ある全部をぶつけられる

諦めるわけにはいかなから
君の助けになれるのであれば
もう一度
走り出そう

薄闇でうずくまり
空だけを眺めてる
探し出した誰かが
首をうなだれた

君だよ
僕じゃない

君が生きるわけになってあげる
ありがとう
とだけ伝えたいから
気づくのが遅く
なってごめんよ

今はまだボロボロの僕だけど
いつか必ず君を救えるのならば
心から
ありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ありがとう。 完成

微修正

閲覧数:191

投稿日:2021/08/16 20:40:41

文字数:580文字

カテゴリ:歌詞

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