A1
小指の付け根 そっと口付ける
この先にある 赤い<“it”>に触れたい

まどろみの 底に溜まる
甘い残像 胸の奥で弾けた

B1
あなたの声が 好き
あなたの目が 好きで
脳に満ちてく心が
また わたしを泣かせる

S1
Anesthesia
赤い糸 手繰り寄せて
あなたの 隣歩くワタシを見た

Anesthesia
いつか 好きと想われたら
きっと この心臓 止めるの


<A2>
離れた背中へ そっとなぞる
淡い“it”に気付いて?

掴みかけた まぼろしの腕
涙の筋に溶けてった

B2
あなたのことが 好き
あなただけが 好きで
切ない、イタイ、と 潰れてく胸が
また わたしを泣かせる

S2
Anesthesia
<淡い意図 ただ沈め>
夢見るだけの 闇を見る

Anesthesia
たった あなたの言葉だけが
きっと この心臓 殺せるの

S3
Anesthesia
赤い糸 手繰り寄せ
あなたの まどろみに溺れたい

Anesthesia
いつか 残像に麻痺したら
きっと この恋心が死ぬの

Anesthesia
いつか 残像に麻痺したら
あなたが占める 心と死ぬの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

anesthesia

きっと、
あなただけが 私を殺せる
あなたの言葉だけで 私は死んでしまう。

anesthesia=麻酔


※縹緲さんの改変に、さらに加筆・改変を施しました。



<>内が加筆・改変した部分です
①以前A1とS1で「糸」が重複するのは、直接的だと思われ、今回のような言葉遊びも加えた、ぼかした表現にしてみました
糸、意図、it(それ)
発音は全て「いと」でよいと思いますが、ボカロがどのように歌うかで、「it」を「いとorイット」にされるかを縹緲さんに選んでいただければと思います

②S2を①により、改変しました
溢れそうな恋愛感情(=彼に対して示そうとする意図)を沈め(鎮め/静めとの掛け言葉でもあります)る、という意味になりました

③A1の加筆
彼女は口にしない、できない淡い想いを、触れられない背中に向けて書いてみる
届かない想いは、無残な幻を見せる
ひとときの幸福は、嘘と分かっていても悲しく、涙と共に消えていった

切り方は、
離れた背中へ/そっと/なぞる淡い“it”に/気付いて?
掴み/かけた/幻の腕/涙/の筋に/溶けてった

閲覧数:257

投稿日:2010/08/17 22:41:12

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

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