見上げた空の色の下に
昨日までの影を重ねて
水溜りに映る明日に
今を投げ込めば波紋広がる

色あせていく鮮やかな日々の記憶が
消えてしまわぬうちに出かけよう

虹が現れてすぐ消えた
中途半端に未来を映して
いつの間にかここにあるもの
それが何かはまだ解らないけれども

手招きしてはすぐ無くなる
気紛れな夢が瞬いた
明日晴れたならまた見えるの
アスファルトの濡れた匂いがした

ポツリ咲いてる移り気な顔の紫陽花
気が変わらぬようにそっと出かけよう

風が運んできた 緑の
濡れた空気がここを過ぎ去れば
少し手を伸ばせば届きそう
夏に向かって続く眩しい道歩こう

隠れてた光の道筋が
闇の中 浮かんだ
目に焼き付けよう

急に降り出してすぐ止んだ
雨に濡れたシャツにふと止まった
白い蝶の羽根が弾いた
水は銀色の粒 眩しく映した

あの日きみと見た夢の跡
思い出したら掴める気がした
瞳閉じたら映る光
そこにはっきり見えた確かなものを今
独り 探しに行こう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

残像

2年前の5月に、愛用していたデジカメを壊してしまったその直後に出来た曲に付けた歌詞。
自分の目の変わりになって長いこと映像を写しとってくれた大事なやつがいなくなってしまったという、なんとも言えない寂しい気持ちを曲に真空パックしたつもりだったので、歌詞もそんな感じを漂わせたつもりです。歌詞を作ろうとしていたのが6月だったので、梅雨時に出た虹というイメージがあったようです。
実際ちゃんと作ったのは昨日なんですけど、まだ最後まで出来てないんですね~。
まずは取り急ぎ。(なんで急ぐ必要があるのか・・・)

曲はこちら
http://piapro.jp/content/aezmo18ck3l7mxmc

閲覧数:208

投稿日:2009/09/19 19:03:18

文字数:429文字

カテゴリ:歌詞

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