黄緑のバスが走り去る道
近所のお店に買い物に来た
赤いニッケ水ちびちび飲んで
おなじ色をした夕焼けを見る

何も無い場所だけど
幸せに満ちていた

わがまま過ぎて求めた夢も
今ではただのささいな記憶
世界の果ての片隅に立ち
何も言わずにほほえんでみる


黄緑のバスは走らなくなり
近所のお店も姿を消した
敷かれた道路は広くなっても
僕らの暮らしは今も変わらず

少しずつ風化する
取り留めの無い時間

時代の波に恐れをなして
出て行く人は増えて行くけど
町の空気に疲れたならば
いつでもここに帰っておいで


わがまま過ぎて求めた夢は
そよいだ風に流れて散った
世界の果ての片隅に立ち
何も言わずにほほえんでいる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

田舎暮らし(歌詞)

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投稿日:2024/11/29 18:19:52

文字数:307文字

カテゴリ:歌詞

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