かざした傘のなか
雨音が耳を打ち付けていく
暗んだ空の下
街頭が夜を照らしてゆく

言葉も消え去って
この息が白く漂っていく
不安な胸の奥
簡単なものじゃないけれど

もしこの時がいつか終わったら
朝露に消えてゆくだろうけど
今のこの気持ちを 鼻歌にしたためていよう

悲しい 寂しい
でも嫌いじゃないこの空間に
雨と風と私と水たまりで奏でる二度と来ない夜を
虚しい 儚い
でも長くはないこの一隙(いちげき)に
意味と夢と誰かと「さようなら」で愛した思い出せなくなるこの夜を
歌った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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アンブレラ

Umbrella:傘

閲覧数:119

投稿日:2023/02/11 22:52:57

文字数:241文字

カテゴリ:歌詞

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