俺は番犬 ドーベルマン
毎日 鳥かごの 中の小鳥を見張ってる
薔薇に囲まれ 小鳥が歌う きれいな声で
小さな翼 羽ばたかせ
ここから出してと涙を流し
歌う君を 出してあげたい
鳥籠の外の 大空へ
このまま君が 籠の中にいたなら
君は俺だけのものになっただろうか
思ってはいけないことを
ポツリと思った

私は小鳥 哀れな小鳥
捕らわれ 縛られ 小さな籠に閉じ込められた
冷たい鉄の鎖と枷が 私から自由を奪う
周りの薔薇は こんなにも
キレイなのに 物足りない
外に出たい そう思ってた
でもホントはどうでもよかった
太陽の光なんて
大空なんて
籠の中でもあなたがいるなら
でもあなたは私を逃がした


金色の籠
今日 俺は
小鳥を空へ
逃がそうと思う
俺がどうなろうとかまわない
ただ青空を
その目で見て

夜、あなたは
鍵を開けた
「一緒に逃げよう」
そう言った
二人で行こう
逃げ道を
どこまでもどこまでも


ホントは逃がしたくなんかない
俺の傍にいて欲しい
できるならば一緒に逃げたい
一緒にいたい
君の歌声 聴いてたい
あぁ そうだ
最期の願い どうか叶えて
死に逝く俺に 花畑の中
どうか歌を歌ってください

お願い 私を捕まえていて
逃がしてしまわないで
傍にいさせて
逃げろなんていわないで
俺を置いてけなんていわないで
一緒に逃げよう
歌いたいの
花畑であなたに歌を
一緒に行こうよ
天国への道


きっと此処は
俺の死に場所
そしてコレは
俺の償い
思ってはいけないことを
思ってしまった
小鳥と神に対する懺悔
償いならきちんとします
だから どうか
小鳥の歌声の中
死なせてください

償い?懺悔?
そんなのいらない
光?青空?
欲しくなんかない
あなたがいればよかったのに
そうだ 歌を
歌を歌おう
あなたの願いを叶えよう
これがあなたの最期の歌だというならば
私の最期もこの歌で




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ドーベルマンと小鳥

ぜひ、リンレンで歌ってほしいと思ったっ
いや、別キャストでもいいんだけど。

閲覧数:109

投稿日:2010/09/28 18:49:08

文字数:807文字

カテゴリ:歌詞

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