『人は傷付いた分だけ
誰かに優しくできる』
自分は傷付けられ放題でも
痛みを優しさに換えて
誰かを愛す事ができるのだろうか?

君が手を離さない限り僕は傍にいるよ
どんどん距離は近くなってゆく
信じた数だけ過去は影を落としてゆく
振り返ることはできない

「ごめんね」が言えなくて
募ってゆくこの罪悪感
この先に待つ痛みが何れ程残酷か
知ってる自分は
「誰にもこんな想いしてほしくない」

壊れてく 壊れてく
「大丈夫、僕は平気」って笑ってる仮面
隠し事するのは苦手なんだ
全部知ってるよ 君には心の声は丸聞こえ

『人は悲しみの数だけ
いつか幸せになれる』
例え偽である命題だとしても
偽りを本物に換えて
誰かを愛す事ができるのだろうか?

君が愛してくれる限り 僕は君を守るよ
どんどん約束は深くなってゆく
愛した数だけキスは増えてゆく
取り返しがつかない

「ごめんね」が言えなくて
募ってゆくこの背徳感
完璧でなくても解決策はあるのに
まだ言えずにいる
「僕の為に幸せを棒にふらないで」

そのくせ何を求める?何がしたいの?
結局は大事な人まで傷付けて
全て解ったフリして
「もう、遅いよ」なんて 一体何様気取りだ

教えてよ 教えてよ
あの日君が放った言葉の裏を
嘘を吐かれるのは嫌いなんだ
全部解ってるよ君には心の声が届かない

ならばいっそ壊してしまいたいなんて
どんどん衝動は加速してゆく
涙の数だけ愛しくなってゆく
取り返しがつかない

「手を離さない限り傍にいるよ」
なんて言って永久を願う僕がいる
信じた数だけ痣は増えてゆく
言い訳はできない

今は君しか見えない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

背徳の慟哭

閲覧数:28

投稿日:2014/12/24 17:39:18

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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