蝉時雨 強い日差し
うんざりする暑さ 汗だくで

温い風 気休めで
二人ならそれも笑えたんだ

近道の神社が少し不気味で
手をつないで遠回りの家路だ
そんなこと 大したことじゃないけど
でも鮮明な記憶

好きなことなら上手く言えなくて
分かってもらえないから
ひとり遊びの延長線
君が嫌いで僕が好きだったそれを目の前にして
あの日から自分に嘘をついたまま

蝉時雨 強い日差し
うんざりする暑さ 悪くないな

帰り道 君を連れて
影のある道を選んだように

好きなことだけ選んでいけたら
それだけ見られたら
きっと世界は輝いて
言いたいことならもうあんまりなくて
受け入れてしまったな
義務感で消化して終わりに向かっていく

苦しいのは誰でも同じことだって
簡単に言われても違くて
この痛みは自分の 自分だけのもの
だから痛くて大事で

好きなことなら上手く言えなくて
分かってもらえないけど
嫌われるのが怖いけど
湿った暑さも 喉の渇きも
切ない夕焼けも
そのすべて ずっと愛しく思っていて

嘘をついたまま 苦しいままの自分が許せないから
怖くても きっと ちゃんと伝えるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

それでも夏が好きだったから

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投稿日:2024/08/26 20:48:15

文字数:490文字

カテゴリ:歌詞

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