「うーん…」

寝返りをしようと体を動かすが…。

「…ん?何か重い気が…」

重い瞼をゆっくり開く。

「っ!!」

危うく叫ぶ所だった。

「…寝てるよね?」

有紗は、動かす事が出来る右手を動かし、カイトの髪の毛に触れる。

(うわ…!サラサラしてる…。綺麗な顔してるなぁ。羨ましなぁ)

起こさないよう、ゆっくり撫でていると、手首を掴まれた。

「え…?」
「お早うございます、マスター」

今まで寝ていたとは思えぬほど、爽やか笑顔。

「起きて…たね?」
「さぁ?でも、マスターって意外と積極的なんですねぇ?」
「ち、違うよ!?綺麗だな…なんて」

事実は述べた。
あとはカイト次第である。

「マスター…」
「な、何――…」
「お早うございます。バカイトに何か変な事されませんでしたか…。何してるの?」



カイトの悲鳴と有紗の怒鳴り声が響いたのは別の話しである。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

新しい生活___後日談?

帯人にしようかカイトにしようか迷い、間を取ってアカイトにしようかとも思った

でもカイトで!←

願望なのか妄想なのか微妙な所w

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投稿日:2010/02/02 23:25:06

文字数:389文字

カテゴリ:小説

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