片手に握る おはじきの
数をかぞえましょう
透きとおる ガラスには 私が映る
障子の向こう 知らぬ外
知らない町並み
少しだけ 覗いても 許されるかな

気づいた 世界の美しさ
惚れてしまったの
綺麗な 藍色の着物に
包まれた男に

誰にも 秘密にして
家を飛び出すわ
神様 どうしましょう
知らぬ男に恋をしたの

裸足で走る 砂の上
風に揺れる髪
桃色の 髪飾り 道に落とした

探した 藍色の男は
もうどこにもいない
帰るの 囚われの屋敷に
籠の中の鳥よ

呼ばれて 振り向けば
綺麗な藍色
手の中 差し出された
落としてしまった髪飾り

神様 どうしましょう
激しくなる鼓動
神様 どうしましょう
もう屋敷に戻りたくないわ






ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

籠を飛び出した鳥【応募用】

屋敷から出ることを許されていない
病弱少女の初恋をイメージしました。

閲覧数:197

投稿日:2012/05/03 13:51:10

文字数:323文字

カテゴリ:歌詞

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