【A】
鳴り響く音 覚醒する意識 
視界に広がる 色無く染まる空が
ゆっくりと 時を綴る
ここは ありきたりの僕の世界 

【B】
ゆらりゆらりと揺らめいた足元に広がり
僕を映す水面(ソラ)の向こうに見えるのは
夢が溶けた 青の世界

【S】
永遠に流れゆく 終わりなき無限回廊
淡く揺らめく あの日の君と見た景色(イロ)
貴女の姿だけを 胸の奥に焼き付けて
見上げる先に映るのは モノクロームの空


【A2】
静寂の朝 霞んでゆく景色
無数に広がる 色とりどりの幻想(はな)が
散りながら 永遠(とわ)を詠う
それは 失くしかけたあなたの行先(ミライ)

~間奏~

【C】
空に沈む 虚ろな瞳が私を映す
もろく儚く 揺れる幻影(まぼろし)
空を伝い流れる雨(音)が
変わることを恐れた過去に 静かに終わりを告げた


【S】
絶望(くらやみ)に流れゆく 果てしない未来永劫
朽ちて辿り着く先は 終焉の紺碧(あお)     
消えゆく景色だけを 瞼の裏に焼きつけて
あなたと立つ水面には 色彩(イロ)を纏った夢


【A3】
鳴り響く音 覚醒する意識 
視界に広がる 色濃く染まる空が
ゆっくりと 時を刻む
ここは ありきたりの僕らの世界

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

The ordinary world(ありきたりの世界)

手持ちボカロにオリジナルを歌わせてみようと書いた物です。
当て字と比喩だらけの歌詞ですが、歌は一応KAITOメインで製作中です。

水面をはさんで「表と裏」の世界があるという構想で書いてみました。
ですが、あまり深く考えてないのでテーマが「生と死」ってわけではないです。

一応完成版です。

閲覧数:204

投稿日:2010/05/11 13:45:57

文字数:550文字

カテゴリ:歌詞

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