いつといつかの狭間で 色褪せた朝を待ってる


どうせ どこにでもある事情って 思っていた
どうしようもなく欲しいなら 馬鹿にもなれるでしょ
平気 だってサヨナラは得意と 言い聞かせた
本音はちょっと辛くても いまさら迷えない

爪痕 刻んだ
寂しげな背中で語るの?
ズルいわ かすむ世界
手を伸ばしちゃいけない だけど息ができないの

きっといつかは なんて夢を騙り
舐めあう 馬鹿みたいな夜の幻想
嘘じゃないなら 痛みを教えて
かまわないから いっそ壊して
もう一度 きみと出逢わせて


だって だれにでもあるような ありふれた誤算
だれが悪いとかないけど ちょっと馬鹿だったかな
きみが甘く笑いかけるたびに ツキンと
しまいこんだ写真立て 思い出して胸が疼く

ごめんね 愛してる
お互い様 嘘吐きばかり
面影 宿す仕草
見つけるたびに 私ずる賢くなっていく

きっといつかは なんて夢を重ね
ごまかし 乾きかけた傷と残影
嘘じゃないから 証を刻んで
現(うつつ)忘れた 褪せた記憶で
このまま 溺れさせていて


きっといつかは…なんてユメ 知っているのに
溶けた砂糖菓子のように 焼けつく恋情

きっといつかは…なんてユメ 知っているんでしょ?
呑み干す毒の酒杯 いつまでも焼けついて


ずっとこのままでいて――

馬鹿みたい ぬけだせない罠の幻聴
嘘じゃないなら 痛みを教えて
現(うつつ)忘れた 褪せた記憶の果て
もう一度 きみと出逢わせて

さよなら 夢に見た私 (Ah)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夢幻蝶

応募先⇒http://piapro.jp/t/epsb

テーマは『身代わりの恋』です。改変自由。
なるべく韻を踏みつつ音数をあわせるように心がけましたが、
無視して書き換えれば、もうすこしストレートにできると思います。

昔バンドでつくられた恋の歌だと書かれていたので、
すこし大人っぽい雰囲気の独白形式にしてみました。
イメージと違いましたら申し訳ありません。

考えている間、とても楽しかったです。
ありがとうございました。

――なにかありましたらお気軽にご連絡ください。

閲覧数:171

投稿日:2015/06/16 22:07:06

文字数:646文字

カテゴリ:歌詞

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