A
大きな雲が流れてる
影が顔にかかかる気がして
見えないけれど眩しいね
きら星が落ちる陽の下

B
彼方行く 箒の尾
とても早いね、けれど
目を閉じて 耳も塞ぎ
思うままに飛び込む

S
「また明日」がとても遠いよ
瞬いた日々 まだ抱けてた
星が落ちる 砕けた先に
蓋をして眠る夢の庭


A
「月はそこには在るけれど」
「陽の力が強く見えない」
憧れて読んだあの本を
どこに仕舞いこみ忘れた?

B
星くずを 道に敷き
私の軌跡、続く
届かない 雲の上は
夢のまにま、手の中

S
「また明日」がとても遠いよ
瞬いた日々 まだ抱けてた
星が落ちる 砕けた先に
蓋をして眠る夢の庭


C
流れ ながれ 砕けて
きらめき立つ姿に
道に 外れ 壊れた
この私の目に眩しい

S
「また明日」がとても遠いよ
瞬いた夜 まだ泣けた日々
流れて行く 雲影に見る
ひとときの夢がこの箱の庭

C
眩み 落ちる 世界で
やさしい音 ささやく
「いつまででも 居れば良い」
箱庭の星が蓋した


*******************************
A
おおきなくもが ながれてる
かげ がかおにかかる きがして
みえないけれど まぶしいね
きら ぼしがおちる ひのした

B
かなたゆく ほうきのお
とてもはやいね けれど
めをとじて みみもふさぎ
おもう ままに とびこむ

S
また あしたが とてもとおいよ
また たいたひび まだ いだけてた
ほし がおちる くだけたさきに
ふた をしてねむる ゆめ のはこにわ


A
つきはそこには あるけれど
ひの ちからがつよく みえない
あこがれよんだ あのほんを
どこ にしまいこみ わすれた?

B
ほしくずを みちにしき
わたしのきせき つづく
とどかない くものうえは
ゆめの まにま てのなか

S
また あしたが とてもとおいよ
また たいたひび まだ いだけてた
ほし がおちる くだけたさきに
ふた をしてねむる ゆめ のはこにわ

C
ながれ ながれ くだけて
きらめきたつ すがたに
みちに はずれ こわれた
この わたしのめに まぶしい

S
また あしたが とてもとおいよ
またたいたよる まだ なけたひび
なが れていく くもかげにみる
ひと ときのゆめが この はこのにわ 


C
くらみ おちる せかいで
やさしいおと ささやく
いつま ででも いればい
はこ にわのほしが ふたした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞応募】星くずの庭

ひっさびさの歌詞応募です・・・ひさびさ過ぎて、こう、ほかの応募者さんの作品に混じって応募するのめちゃくちゃ怖い・・・

ぽてとさんの切なかわいい三拍子はこちら→ http://piapro.jp/t/K1Dx

この歌詞の主観になる女の子は、視覚聴覚触覚もろもろがろくに機能しなくなっている前提で読んでください。
一番楽しかった思い出に縋って、空想世界と現実が分からなくなった、閉じた幸福の中で終わった女の子のお話。
想像の世界は他者から見れば切ないほどに、あまく煌めくものなのです。

閲覧数:812

投稿日:2016/03/21 03:23:01

文字数:1,033文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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