錆びつく肢体を投げだして
昨夜、夢を見た
羽化する間際
泥々とした蒼
孤独で、それでも惹かれるのなら
賢しい想いだ
瑕疵だらけの涯てに 古びた肖像を砕け
酷薄に
流る命
残滓はあるべき形容
赦の過誤ち、幽む
昏く睡るひと
積みあげた罪を認可して
朔夜、夢を慧眼た
悪化する間際
鬱々とした沙漏
慟哭を知らずにいられるのなら
正しい希みだ
下肢もいらないだろう 辿りつけない姿
脆弱に
流る命
残滓はあるべき形容
還る兆し、歪む
昏く睡るひと
涙零せても魘されたまま
悲を灯し続けるだろう指先
空虚しい緻密さで描いた明日を
捨て去る
孤独で、それでも惹かれるのなら
賢しい想いだ
瑕疵だらけの涯てに 古びた肖像を砕け
酷薄に
流る命
残滓はあるべき形容
赦の過誤ち、幽む
昏く睡るひと
波が矛盾の風に生まれたら
玻璃翅 照らす陰影
躊躇いつつ、そのむこうへ
強く淡く展げ
どこまでも流転してゆく
昏く睡るひと
睛を醒ます
流命
ムジカデリクさんの楽曲(http://piapro.jp/t/ws0A)
に詞をつけさせていただきました。
採用していただきました。
ありがとうございます!
慧眼た:みた
悪化:うか
ブクマつながり
もっと見る枯れた樹々置くその庭で
赤い花の名知りました
あなたに焦がれ道を踏み
匂わぬ芳香に寄せた文
夏の盛りに訪れた
片田舎、祖母の家
心痛めた養生に
私はそこですごしました
あれは汗ばむ夜のこと
蛍火などに誘われて...無名花
一色
浮き沈む夜
青い爪の音
やるせなさばかりが慰める
美しの君
絵画の姿
はしばみ色の紙に傷
開けて、開けて、駆け下りた戸を
いくつ、いくつ、くり返し
どこへ、どこへ、続くのか
私の足は知らないの...テレイドスコープ(遠華鏡)
一色
これは一人の鬼の話。醜い己に絶望し、けれどついぞ人を憎むことができなかった一人の男の物語。
昔々、人里離れた山深い地に一人の壺造りの男が住んでいた。男は生まれつき体に大きなできもので覆われ、土色の肌はまるでそこらの枯れ枝のよう。肉の薄い体はとうてい人には見えなかった。あまりの容貌に人々は男を忌み...【シナリオ】月下奇談【やっとかけたよ!】
一色
A
跳ね急いで dancing with me!
誰もかれも とろかせてるの
熱さましが必要かもねえ
アイツのhotにやられて
A'
「気のある振り?」「いいや本気なのさ」
チョコレイトみたいな秋波で
貢がせてはsmokeで撒く...【ムジカデリクさん作曲】非道いひと【歌詞応募】
一色
群青に瞑目の五秒間
昼下がりの少女模倣中
あの時落とした記憶の所為
染みの消えない制服
偶然に瞠目の五秒間
夜明け前の瞳擬装中
寄せては返す波のよう
夏が溶けたら行こう
水際投げたキス
御伽噺のスパイダー...ブルー・ブルー・ヘヴン
かぼちゃを下さい
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