『歌姫カロンの沈み歌』

ゆらゆら 大海原を 漂う小さな舟
求めた 岸は遙か 届かぬ想い乗せ
嗚呼愛しい貴方(Cielo) 空と海の此方に
二人歩く街並も 砂の城消えゆく

愛しい空(しえろ)よ どうか僕を愛して
貴方まで届く言葉 一つだけ僕に下さい
ゆらゆら 嗚呼波間に 送る人魚(あなた)への涙

ゆらゆら 貴方の傍に 居るだけで苦しい 
ゆらゆら 貴女の瞳 僕だけ映したい
嗚呼愛しいあの子の空(しえろ) この腕(て)伸ばしても
二人別つ時が来て 貴方を呑み込む闇

愛しい貴方(Cielo)よ 忘れないでいて
貴方の傍には僕がいる お化け鯨の胃の中だって
ゆらゆら 嗚呼闇間に 笑い流した涙

ゆらゆら 嗚呼貴方と 暗い海の底まで
ゆらゆら 嗚呼何時か 想い届く日まで 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

歌姫Charonの沈み歌~IL diva del mare~

創作小説の主人公の歌。
殺された妹シャロンの仇討ちのため妹を演じ女装歌姫になる少年カロンの歌。
海神の呪いでよく女になったりする妹の恋人シエロにうっかり惹かれて三角関係。大体そんな話。

閲覧数:53

投稿日:2011/10/24 00:00:42

文字数:340文字

カテゴリ:歌詞

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