02.ミニチュアクローム
底が見えないのは
先が見えないから
ひとつ、見つけたって
ふたつは無いよ

そっと撫でつくように吐く
もうちょっとと振れた足音と
もっともきっと止まない風の音も
ずっと鳴くのだ

月を探す、夢見たのは
偶然なんかじゃなくて
ぼやり示すキラキラ、ほら
曇りの空さえも飲み込むように

雨が止むのなら
枯れてしまうかな?
ひとり、いないことも
ふたり知らず

ほっと冷めるように吐く
もうちょっとだっけ 待ってって言うと
もっともっと巻き込むそれを
ただじっと待つのだ

道を探す事、尽くした
先になんにもなくて
既知を翳すのもうんざり
だと感じてしまうなって

口を閉ざす、夢見がちは
必然なんかに惑う
ぼやけていた視界もほら
貼り付けたように晴れてるのに

目の前には ただ 黒 白 溺れていくばかりで…


04.止まないまんまで
音を曇らせる ガラスの窓
いつも外から 見るだけなんだから!
足に縋りつく 傷の跡は
傘じゃ守れない…

しあわせにぶら下がってんのが
耐えらんなくて
落っこちた空を 誰彼も
仰ぐしかなかったの
捕らわれて

しあわせになりたくってただ
前だけ見て
行き先もわからないままで
歩くしかなかったの
止め処なく

心腐らせた ガラスの戸も
いつか淀んで 滲み出すんだから!
足を進ませたそばから いつも
土を抉って ひどく濁らせた…

見果てぬ夢を描いてるのは 知らないんだから
いい子にもなれないのだから
歩くしかなかったの


07.八月が終わる
徒に過ぎる
時間とさ 流れて、もう
垢抜けないままで
八月が終わる…


09.ハイウェイヒプノーシス
掠めた風が囀る
「先なんてありはしない」と!
それを決めるのはお前じゃないと塞ぐ

掠れた声で宣う
「救いなどありはしない」と!
それを決めてこそミチなど無いと唸る

独りぼっちでそこまで来たのだろう?
(傷だらけの躰で)
だから追うのさ 嘘じゃないんだと!
今も 前を見せてくれ、と乞う!

ハイウェイヒプノーシス
注水中、とうに!
咲いている脳に、目に何が映る?
考えないように駆けていく
幻を追いかけて…


12.夜道を征く
ひとつふたつ 瞬き合うたび
ひとりふたり ふらりと消えていく
日にち増える度に 重ねている
開き触れた庭は 箱の中

悲哀 塞ぎ 瞼の裏側
浸り 船の上、揺られる様

ふわりふわり 歩き回り 道に迷う独り
のらりくらり 或いは舞い 1時間をふいに

左、不意に 落ちた灯 命果てた光
終わりの無いものなんてない 辿り着け手当たり

空の色が 何に見えるか
わかんなくても
今更だなんて 言わないから
笑ったことも 嘘だったんだから

せめぎ合いに 巻き込まれぬように
ひらり躱し 待ち望むものは何?
明日なんて来なけりゃいいのに
誰かの声 微かに耳打ち

空の色が 何に見えるか
わかんなくても いいから
今更だなんて 言わないから
笑ったことも 嘘だったって言うのか
笑っていたのか 明日なんか
来なきゃいいのか 応えてくれよ


13.無題
さしたる仲では無い
特別なにかあったわけでも無い
それでもこだまして
どうしても耳に刺さる

昨日のことだけ見てる
夢みたいでも
浮かぶばかりじゃ 浮かばれないよ
窓の外は

さあ
一等星にならなくていい
そっと 空を見る午前2時
もう一生涯届かないから
遥か地を思うだけ

さあ
一等星になれないまま
そして 塵カスの星になる
もうじっとして動かないから
春には忘れてるさ

さしたる事じゃないが
あと一つ何かあったような気がして
明日の事だなんて
何一つ知らないくせに

昨日のようと思い出す
夢見がちには
沈むように 静まるように
後の言葉

僕ら何となく重ね見過ごした未来たちが
消えて初めて"好きだった"なんて口に出す
そんなもんばかりだと馬鹿にしてた だけど
同じもんだ

一等星にならなくていい
ずっと 馬鹿を見る午前4時
でも畢竟しょうもないことだけ
いつまでも引き摺るの

さあ
一等星になれないまま
いつか 最果ての墓地になる
でも一緒の時を笑えたこと
誇らしく思えたら

ああ
嫉妬しそうなほど優しい
とこしか見せないあなたへ
大人になれない僕だけが
さよならを言えないまんま春になる

まだ

さしたる仲ではなく…
特別なにかあったわけでもなく…

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【ジャケット・歌詞】#つめこるむ_01

閲覧数:161

投稿日:2023/08/10 00:38:50

文字数:1,831文字

カテゴリ:歌詞

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