喧騒 1番手のイヤホンで塞いで
流れ出す音楽は今日も無敵で
「僕も」なんて恨めしそうに呟いて
いつものギターを持つ

人の上澄みを掬って
それを飲み込んでみても
僕らは僕らでしかないよ
それなら欲しがるのはやめて
自分を探すしかないだろ
音に乗せて響けこの声

僕は僕の音を言葉をただここに重ねる
今消えそうなこの歌を
書くことしか僕には出来ないから
Be yourself

描いて 破ったありきたりな言葉と劣等感
これもきっと僕じゃない誰かだ
足掻いて 藻掻いて
だけど君のようには出来なくて
いつものコードを弾く

理想なんてもういっそ
全て消え去ってしまえ
これじゃあ何も出来ないよ
嗚呼 あれもこれも違う
自分らしさってなんだっけ
頬を伝い降り注ぐ雨

僕は僕のままでなのに
君のものが欲しくて
じゃあ1人苦しむこの歌を
誰が包み愛してあげるのか？

そう 僕だろ？ 僕の歌だろ？
それが自分らしさだろう
誰でもない僕の歌を
歌い続けるの

歌え歌い叫べ
僕にしか吐けないこの言葉を
今泣きそうなこの歌が
いつか僕を照らす光になるから
Be yourself