月の揺れるこの荒野で 痛む心抱いている
戦ぐ風に凍えながら 終わる場所を探してる
淡く揺れるこの心に 響いた数多の声と
守るべき描いた理想が また僕の手を引く

泣いた夜震えた指も
悲しみさえ押し込めて
銀色の先迸る
戻れない その意味を
刻む様に踊る

誓い合わせた夜明けを求め
果て無く続く闇を駆ける
清らかな夢の続きを
守りたいと願う理想のために
傷を隠したその綻びも
切り裂くための強さと知る
瞬きに変わる世界に
月明りが寄り添う


遠く果ての光 気高き心を共に
譲れないものはいつまでも 変わらずにここにある

この両手をすり抜け消えた
もう戻らない過去の灯を
手繰り寄せて繋いで行く(※つないでく)
守りたい その意志は
時を越えめぐる

切なく儚く消えるのならば
迷いも全て棄てれば良い
甘やかな理想の果てに
残るものが何も無いとしても
捧げた心も燃やし尽くして
瞼の裏に明日を描く
錆びついたその矛先が
月明りに揺らめく


零れ落ちた痛みも夢も
悲しみさえ抱き寄せて
銀色の先迸る
守り抜く 誓いだけを
胸に秘め踊る

誓い合わせた夜明けを求め
果て無く続く闇を駆ける
清らかな夢の続きを
守りたいと願う理想のために
傷を隠したその綻びも
切り裂くための強さと知る
瞬きに変わる世界に
月明りが寄り添う

切なく儚く消え行くとしても
錆び付く刃 折れようとも
鮮やかに煌めく夜明け
もしもそこに僕がい(ない)としても
宿した思いも 捧げた心も
息衝く証と変わるなら
切り拓く未来のために
終末へと誘う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

「Native Nation」

SynNightPさんの楽曲にて作詞を担当させて頂きました。
https://piapro.jp/t/je7t


――大切な物を守る為なら。

君を、君が生きる世界を、君の未来を、守る為だけに刃を振るう。
どれだけ傷ついても、どんなに辛く苦しくとも、それが僕の宿命だから。

戦いがいつでも直ぐ身近にある『その地や歴史を守る者』の心や葛藤を描きました。
そんな歌詞です。

10月21日に開催される「小室進行ボカロ曲投稿祭2023秋」に合わせて投稿される楽曲となります。

閲覧数:331

投稿日:2023/10/12 20:27:58

文字数:660文字

カテゴリ:歌詞

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