『蝶の夢、花の文』


“君へ”と乞うて紡いだ言葉 拙い文(ふみ)
風に溶かした色彩 “どうか” 届かなくとも


水面に揺れる十六夜に
鏡に映る三日月に
此の手を幾ら伸ばせども
歪み 消える  胡蝶の夢

風に揺蕩う 雲の様に
手を伸ばし “月へ”と願えど


遠き空 雲の裏  君は何処に居ますか
月の様に 夢の様に  朝(あした)に霞むのですか


硯に浮かべた花は 月色の蓮華草
筆に掬いて描くは 遙か 一宵(ひとよい)の幻(ユメ)


鈴の花に灯る蛍火
淡灯(あわあか)りの花小径で
はら と舞う光を追い駆け
見上げた空に 朧月

黒く 其の身を隠せども
消えず 在る  雲と為りたい と


願えど 為れれど  雲さえ此岸の者
彼岸に揺蕩う 月は蝶(ユメ)より遠く

彼(あ)の時鎖した宛ての無い此の文を
唄えば 叫べば  君へと届きますか


翅に綴りて  送るは 胡蝶の文

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

「蝶の夢、花の文」

パヤたん@脱力Pさまの作品(http://piapro.jp/content/a5hz402b14x26xwh)に応募させて頂いてます。

胡蝶之夢と他諸々、をテーマに。
同じ空の上に在るようで、月は此の世界には無いもの。

ちなみに歌詞の中に「月色の蓮華草」とありますが、薄黄色の蓮華草の花言葉が「約束します」なんですね。此れだけ、一応。

もっと見る

閲覧数:102

投稿日:2009/10/05 23:10:02

文字数:394文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました