A
暗い部屋には 薄明かり1つ
窓の外には 雨音が1つ
眠れぬ夜と 時計の温度と
子供みたいに 泣きじゃくる君と
B
君から溢れる 「ごめんね」をただ塞いだ
聞きたい言葉は そんなものじゃないのに ねぇ…
S
あの空が代わりに 泣いてくれるから
だから笑ってよ 夜が明けるまで
瞬きもしないで 見つめ合っていた
君の小さな その手を握って
このまま時間が 止まればいいのに
「ありがとう…ごめんね。」
A
覚めない夢を 見ていたかったな
魔法はきっと 解けかかっていて
震え交じりの 君の呼吸(いき)さえも
離さぬように 強く抱きしめた
B
僕だけこのまま 「さよなら」を仕舞い込んで
「行かないで」なんて 許されないのならば Ah…
(間奏)
S
あの空が代わりに 泣いてくれるから
だから笑ってよ 声が枯れるまで
忘れることなんて 出来やしないから
だから僕らに 「さよなら」はいらない
S
ごめんねの代わりに 約束をしよう
「いつか必ず」 指切り交わして
まどろみの向こうで キスを繰り返そう
腫れた瞼を 隠してしまうように
二つの心が 今重なり合う
「また会おう…おやすみ。」
(アウトロ)
A
ある朝君は 目を覚まさなかった
虹が微笑む 朝のことだった
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