ノートの切れ端を折って
どこかへ行こうとする月を見送った
空が離れていくんじゃない
僕がサヨナラしてるだけだ

積み重ねた昨日より
美しいものに手を伸ばす
気付いて取り繕っても
戻れない

ああ月が沈む
こんな朝ならもう来なきゃいいのに
もう午前5時
誰もいない空に目を見張るよ

土砂降りの雨が降って
アオハルの息の根を止めてくれないか
紙きれを少し破いただけで
無くなる信用なんていらない

積み重ねた時間さえ
後ろの奴に抜かされる
踏み出す一歩が遠くて
走れない

ああ月が笑う
こんな夜なんて来ない方がいいね
ああ午前2時
欲望という名のベッドに身を任せる

妄想 失踪 禅僧 欠損
不快な未来は率先して反対
信じないあり得ない あなたが見たことが真実
消えて さようなら 
ここは君のいる場所じゃない

ああ月が沈む
23.4度に逆らう僕らの おお
ああ 涙はどこへ行くの
なんて中途半端な明るい夜

ああ空が白む
夜の尻尾はどこかへ駆ける
ああ午前5時
白い朝を迎えて僕は眠るよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

嫌な月

サブタイトル NeBuSoCku

閲覧数:1,140

投稿日:2021/03/30 02:51:56

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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