仮面を被った群れが
無言の重りになって手招いている
誰かの善意もやがて
醜い悪魔のように変わって
予想通り

街灯を模した光が僕を見ている
ふざけた理想論で水浸しだ

溢れ出した愛憎が僕の内側を壊して
世迷言を垂れ流しては
きっと自分を呪うだろう
押し殺した感情で水槽が溢れそうになって
まだ何十年も続く地獄を
見慣れてしまっている

虚な自意識の群れが
我先にと僕の手を引っ張っている
誰もがペテン師に頼り
形而上のうわごとを賜って
望み通り?

この身を賭してまた空虚な愛を注いだ 
ふざけた現実で水浸しだ

溢れ出した後悔が僕の内側を壊して
着実に近づいている限界に背を向けて
のしかかった重圧で水槽がヒビだらけになって
きっと何十年も続く地獄を
見慣れてしまっている

ずっと我慢をしてきたこと
本当の自分が判らなくなること
得意になった愛想笑いで
淡く脆い明日を捨てようか

溢れ出した哀しみが僕の内側を壊して
沈みゆく街を眺めては
きっと自分を呪うだろう
濁りきった水槽は見えないように粉々になって
たった数十年の日々を今 
終わりにしてしまえよ

心の水槽が溢れないように?
糞喰らえだ
そんなの捨てちまえよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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心の水槽/IA

閲覧数:367

投稿日:2021/03/06 20:38:02

文字数:511文字

カテゴリ:歌詞

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