【Aメロ】
空蝉が遠くへ霞みゆく夜の帳の中で唄えど心は彷徨って
陽炎が誘う夢路へは、恋焦がれたあの人の香りを纏いたいのです

【Bメロ】
金木犀が嘆く、その甘さは秘めた想いに
華を咲かせ狂乱を招くと思うかい

【サビ】
二度とは 飛べないこの身
虚ろう季節は、何て無情、どうか・・・
絵空の愛と 嘲笑わないで

【Bメロ】
花篝だけ揺れる、朧月が照らす畦道
まさに脣星落落、永久とは何処か

【サビ】
憂いて、溢れた涙
揺蕩う想いは、何て儚い、どうか・・・
骸を抱いてその名を呼び続けて

【サビ】
二度とは 飛べないこの身
漂う空薫 何て無情 どうか・・・
虚空に響く 最後の言の葉







【Aメロ】
うつせみがとおくへかすみゆく よるのとばりのなかでうたえどこころはさまよって
かげろうがいざなうゆめじへは、こいこがれたあのひとのかおりをまといたいのです

【Bメロ】
きんもくせいがなげく そのあまさはひめたおもいに
はなをさかせきょうらんをまねくとおもうかい

【サビ】
にどとは とべないこのみ
うつろうきせつうは なんてむじょう どうか
えそらのあいと あざわらわないで

【Bメロ】
はなかがりだけゆれる おぼろづきがてらすあぜみち
まさにしんせいらくらく とわとはいずこか

【サビ】
うれいて あふれたなみだ
たゆたうおもいは なんてはかない どうか
むくろをだいてそのなをよびつづけて

【サビ】
にどとは とべないこのみ
ただようそらだき なんてむじょう どうか
こくうにひびく さいごのことのは

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

応募用:空薫と金木犀

Exousia 様に捧ぐ歌詞です。
http://piapro.jp/t/YS66

切ない恋の歌・・・でしょうか。

死んでしまった女性が、現世に生きる愛しい恋人に想いを綴って歌になっています。
何度願えども、交わる事のできない苦悩と、止まない愛しさ。

和風の歌詞というのが初めてでどれだけ対応できてるか不安です・・・。


空蝉・・・現世、人の生きる世
絵空・・・ニセモノ
花篝・・・夜桜を観賞するために焚く篝火
畦道・・・細い獣道
脣星落落・・・一つ一つ、大事なものが失われていく様子
骸・・・残骸、
空薫・・・人知れず漂う香り。
虚空・・・何もない空。

閲覧数:217

投稿日:2013/04/07 04:44:19

文字数:663文字

カテゴリ:歌詞

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