こっくりさん コックリサン
隣のクラスの
アノ人は はたして誰を好いている?
隣のクラスのソノ人の好きな人はね【――】

コツ、コツコツ
ヒタ、ヒタヒタ
私の歩く音以外
在る筈無いのに聞こえるは
こっくりさん コックリサン
彼女の追いかけてくる音

ヒタ ヒタ ヒタ
ヒタヒタヒタ
私が問うた質問の
代償それは『私自身』

止まるな止まるな
進めや走れ
止まるな止まるな
走れや進め

つかまるつかまる
急げや逃げろ
つかまるつかまる
逃げるや急げ

ヒタ…ヒタ…ヒタ…

逃げても逃げても 聞こえる音は
逃げても逃げても 消えりゃアしない

こっくりさん コックリサン

許してください お願いよ
お願いします 許してよ

こっくりさん コックリサン
もう遅いなんていわないで
そう願ったソノ矢先

ヒタ、ヒタ……

いきなり音は静まって
私はその場に立ち尽くす
た す か っ た
「結局たいした事ないじゃん」
冷や汗拭い 呟いた

シューーグチャっ

こっくりさん こっくりさん
私が最後に見たものは
水面に移るキツネ様

こっくりさん こっくりさん
敬え敬えキツネ様

呪いや呪いは ホントやホント
怒りを怒りを買うのはいかん

敬え敬えキツネ様
恐れや恐れやキツネ様

その名はその名は
コックリさん

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

お狐様の呪

コックリサンの呪いの歌詞です。
侮ってしまった女の子の最後を
最後らへんの水面とは、自分の血です

閲覧数:111

投稿日:2011/02/12 17:18:03

文字数:555文字

カテゴリ:歌詞

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