（Ａメロ
揺れる花びらを　散らさぬように
そっと掠める　あなたの掌
繋いだ手は　どこか覚束ない

（Ｂメロ
その不安定さに　怯えながら
私はスカートを　握りしめた

（サビ
優しい　優しい　嘘の夢を
逃げ込むように　縋って　乞うて
気遣うように　歪む口元が
いつか強張って　冷たくなっても

（Ｃメロ
あなたを見ていた　ずっと見つめていた
泉のように　私に溢れる　あなたの声を
抱きしめていた　ずっと抱きしめてた
例え　永遠の　時ではないと　知ってはいても　


（Ａメロ
残酷な世界は　この身を削り
胸に微かに咲く　赤い薔薇は
寄り添うように　花びらを散らす　

（Ｂメロ
すべてが狂気に　彩られた中
温もりだけが　鮮やかに残った

（サビ
哀しい　哀しい　その現実を
振り切る様に　走って　泣いて
穏やかだった　貴方の瞳が
瞼に隠れて　見えなくなっても

（Ｃメロ
私は待っていた　ずっと待ち続けた
空虚に空いた　穴をそっと風が　通り抜けても
夢を見ていた　ずっと夢を見てた
例え　もう壊れて　しまったのだと　知ってはいても

（Ｄメロ
止まる　心音を　紡ぐ　悲愴を
落ちる　涙を　もげる　腕（かいな）を
誰が　貴方以外の　一体　誰が
拾って　掬って　微笑んで　くれるというの

（サビ
優しい　優しい　嘘の夢を
逃げ込むように　縋って　乞うて
気遣うように　歪む口元が
いつか強張って　冷たくなっても

（Ｃメロ
ずっと愛している　あなたを愛してる
立ち止まれない　私はこの先へと　向かうけど
忘れたくはない　けして忘れない
例え　この世界が　すべて幻　だったとしても

醒めれば　全て消える世界と　そう言われても

＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋　＋

ゆれるはなびらを　ちらさぬように　　　　　１５
そっとかすめる　あなたのてのひら　　　　　１５
つないだては　どこかおぼつかない　　　　　１５　
そのふあんていさに　おびえながら　　　　　１５
わたしはすかーとを　にぎりしめた　　　　　１５　

やさしい　やさしい　うそのゆめを　　　　４　４　６
にげこむように　すがって　こうて　　　　７　３　３
きづかうように　ゆがむくちもとが　　　　６　８
いつかこわばって　つめたくなっても　　　７　７

あなたをみていた　ずっとみつめていた　　　　８　８
いずみのように　わたしにあふれる　あなたのこえを　７　８　７
だきしめていた　ずっとだきしめてた　　　　　７　８
たとえ　えいえんの　ときではないと　しってはいても　３　５　７　６


ざんこくなせかいは　このみをけずって　　　１５
むねにかすかにさく　あかいばらは　　　　　１５
よりそうように　はなびらをひらす　　　　　１５
すべてがきょうきに　いろどられたなか　　　１５
ぬくもりだけが　あざやかにのこった　　　　１５

かなしい　かなしい　そのげんじつを　　　４　４　６
ふりきるように　はしって　ないて　　　　７　３　３
おだやかだった　あなたのひとみが　　　　６　８
まぶたにかくれて　みえなくなっても　　　８　７

わたしはまってた　ずっとまちつづけた　　　８　８
くうきょにあいた　あなをそっとかぜが　とおりぬけても　７　８　７
ゆめをみていた　ずっとゆめをみてた　　　　７　８
たとえ　もうこわれて　しまったのだと　しってはいても　３　６　７　６


とまる　しんおんを　つむぐ　ひそうを　　３　４　３　４
おちる　なみだを　もげる　かいなを　　　３　４　３　４
だれが　あなたいがいの　いったいだれが　　３　６　４　３
ひろって　すくって　ほほえんで　くれるというの　３　３　５　７


やさしい　やさしい　うそのゆめを　　　　４　４　６
にげこむように　すがって　こうて　　　　７　３　３
きづかうように　ゆがむくちもとが　　　　６　８
いつかこわばって　つめたくなっても　　　７　７

ずっとあいしている　あなたをあいしてる　　　８　８
たちどまれない　わたしはこのさき　むかうけれど　７　８　６　　
わすれたくはない　きっとわすれはしない　　　　　７　９
たとえ　このせかいが　すべてまぼろし　だったとしても　３　６　７　６

さめれば　すべてきえるせかいと　そういわれても　４　６　４　６