虚無な世界 佇む僕は
灯らせ方も分からないまま
虚しさだけ抱えていた

君が突然現れて
「こうすればいいよ」って
灯(あかり)が灯った

幾つもの日々を重ね
一つの灯は
輝きを増した
嬉しいの                   
灯(あかり)の輝きに僕は
願いを込めた
「続いて」と信じて

僕の世界は綺麗だった         
いつまでも いつまでも在りたい    
世界を歩み始めた

想いが募り始めて
君と「こうなりたい」って       
茜色に染まる

この想いは何だろう?
染まる灯(あかり)は
色彩(いろどり)を増した
届いてよ                   
灯(あかり)の色彩(いろどり)に僕は
想いが溢れた
「好き」と染まって

灯(あかり)に音がついて
僕の世界が広がる
続いていくものだと
思っていたんだ

ふいに風が迷い込む

幾つもの日々は崩れ
一つの灯(あかり)は
消えそうになる
寂しいの
灯(あかり)が消える前に僕は
想いを込めた
「またね」を信じて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

線香花火

線香花火の起承である、牡丹と松葉を人との出会いで詞に表してみました。
転と結である、柳と散り菊が来る前に、終わってしまう切なさを描きました。

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投稿日:2018/08/05 09:40:10

文字数:484文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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