プロローグ
・・・・・・・・・ガチャッ、キー、バタン。ガチャガチャ・・・・・・・・
ドンドン、ドンドン、「誰か助けてよぅ、蓮・・・・!」　　

　

　とわ
ー永遠の絆ー　　　

ああ、桜が風でひらひらと舞い落ちる。
それを見て女子はキャーキャーいっているし、男子　は友と春休みのことを話しているみたいだ。　　　
今日は高校の入学式。新しい制服が太陽の光を浴びてきらきらと通学路をてらしている。
「おーい蓮、そろそろ行こうぜー」
あ、友がよんでいる。いかなくては。
「蓮」とよばれた僕は急いで友のところへ行った。
学校へ着くとまず、体育館へ向かい、入学式が始まった。
最初は引率紹介、そして校長の話へと移った。
「今日は無事、入学式をおこなえて私は嬉しいです。そして、・・・・・・・」　　　　　　　
と長々とした話に児童はうんざりしていた。
だが、『僕』　は違うことを考えていた。本当はここにいるはずだった「花梨」を。
「花梨」は双子の姉で僕たちの3歳の誕生日、突然姿を消した。13年間一度も会えないたった一人の兄弟で、僕は13年間経った今でも元気に生きていると信じているひとだ。僕はその人に会いたいとずーっとおもってきたが、かなわぬ夢となりつつある。
・・・それでは教室へ行きましょう。・・・・はっ!ぼうーとしていた。
教室へつくと自分の番号のついている机へ座った。そして、先生は教えてあげたい人をよんできた。
「鏡・花梨です。よろしくおねがいします。」
先生の呼んだ女の子はそう名前を告げた。
僕はこれからおきる事については思いもしなかった・・・・・　　　　　　　　

ライセンス

ー永遠の絆［とわのきずな]ー

空葉

蓮[れん]は高校一年生。入学式で、行方不明の双子の姉花梨[かりん]をおもいだす。そして謎の鏡・花梨とは・・・　　

投稿日：2012/02/29 14:18:22

文字数：690文字

カテゴリ：小説

コメント2
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ご意見・ご感想

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しるる
ご意見・ご感想
これは気になる！ｗ
オリジナルって、先が気になる～ｗｗ

ここから、どのジャンルにも、持っていける中で、どれを選ぶかも気になるｗｗｗｗ
2012/03/07 16:55:11
- 空葉
  ありがとうございます！！これから、笑いあり、なみだありのキュンとした青春物語を書こうかと・・・www
  2013/02/17 00:45:21
美里
ご意見・ご感想
かりーん！蓮ー！
ああもう、なんだよ、続きが気になるじゃないか！
期待してるぜ！
2012/02/29 17:18:37
- 空葉
  ありがとうございますっ!!!!!!!!
  お二人方、投稿して一週間も経たないうちにチェックしてくださるなんて・・・
  桜咲ルイ、とても嬉しさに満ち溢れております。
  では、早く続きを書かないと・・・
  2012/03/02 18:10:39